openswan vs strongswan vs libreswan

IPsec の実装として、openswan / strongswan / libreswan どれを使えばいいの?というお話。

どの実装もかつてのFreeS/WAN IPsecの末裔であって、似た設定で動作するのだけど微妙に書式が違う、というやっかいなことになっている。

openswan:
もうメンテされていない古い実装。Ubuntu 18.04 LTS も CentOS 7 もパッケージを用意していないので、あえて使う理由がない。Debian 9.x (stretch) には残っているが…
libreswan:
openswanのフォークで、現状メンテされている。RedHat/CentOS 系や Fedora、Ubuntu にも標準パッケージで用意されている。Debian 9.x (stretch) にはパッケージなし。
strongswan:
ご先祖から大幅に書き直されたもの。Debian/Ubuntu 系 OS、また Fedora では標準パッケージで用意されている。RedHat/CentOS 系の場合は epel リポジトリに入っている。

ということで openswan は使わないものとして、ざっくり RedHat 系は libreswan、Debian 系は strongswan を使えば良いのではと考える。

※RedHat Enterprise Linux の場合は libreswan を推奨しているようなので、これを使うべきと思われる。
RedHat セキュリティーガイド 4.7. 仮想プライベートネットワーク (VPN) のセキュア化

重要: Libreswan が実施する IPsec は、Red Hat Enterprise Linux 7 での使用が推奨される唯一の VPN 技術です。他の VPN は、そのリスクを理解することなく使用しないでください。

参考:
IPsec for Linux – strongSwan vs Openswan vs Libreswan vs other(?)