ffmpeg vs libav

動画・音声コーデック界のスイスアーミーナイフと呼ばれる ffmpeg から、数年前に libav がforkして分裂した。

参考: ffmpegとlibavの背景事情

Debian/Ubuntu の標準パッケージは libav の方に追随したのだが、結局メンテナンス頻度の問題で ffmpeg に再度鞍替えしたらしい。

参考: Ubuntu 15.10 その12 – Libavが無くなり、FFmpegに戻りました

forkがあったときにどっちに付いていくかは微妙な問題だけど、単なるいちユーザーとしては多数派になった方が使えればどうでもいいのよ、と思わないでもない。ffmpeg コマンドを前提にして色々スクリプトを書いていたが、コマンドが avconv に変わって、また ffmpeg に変わって、しかも微妙に互換性がないという困ったことになっている。

OpenOffice.org とか MySQL とか、ほかにも色々あるはず。